その人の背後にいる100人を意識する No,026

2023年3月28日

おはようございます。
神道研究家の藤原美津子です。

大志塾事務局のある小田原も、春爛漫です。
富士山をバックに、
色々とりどりに咲く花が、美しいです。

と、同時に、花粉の季節でもあり
花粉症の方には、辛い季節ですね。
(私もです)

先日、富士浅間神社(八社)に
お参りした時、
杉林を歩いていたら
風で大量の花粉が・・・
くしゃみが止まらなくなりました。

アメリカ暮らしの長い知人によると、
英語圏では、くしゃみをした人に
「god bless you(ゴットプレスユー)」
という言葉をかけるのだそうです。

「God」は「神」
「bless」には「神が恵みを与える」
という意味合いがあります。

直訳すると
「神の恵みがありますように」

実際は、このままの意味ではなく
くしゃみをした人にかける意味としては
「お大事に」という意味だそうです。

環境省の調査によると、今年は、
過去10年間で最も多く
花粉が飛散する予想
という情報もあります。

花粉症の方、どうぞお大事になさって下さい。

私もこのメルマガを
「god bless you」(直訳の)
「神様の恵みがありますように」

つまり読んで下さった方にとって、
「大願成就の道しるべ」となりますよう
にという気持ちで
毎回配信させて頂いています。

今回は、4月からの新しい人の
受け入れに備えてのお話です。

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【1】今日の道しるべ
「その人の背後にいる100人を意識する」

【2】大志塾暦「お彼岸」

【3】編集後記

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【1】今日の道しるべ
「その人の背後にいる100人を意識する」
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「人育て」は、どの会社でも
大きな課題です。

4月は、新しい人も入り、
指導するお立場の方は、
ご負担の多い時期でもあります。

「近頃の若い者は・・」
「何回同じことを言わせるんだ」
といいたくなる日も
あるかもしれません。

過去に、

『目の前にいる人の背後には、
100人以上の人がいる

そう思って、
今、目の前にいる
1人に接することだ。』

と教えてくれた人がいました。

たとえば、両親、祖父母、
更に上の先祖・・

目の前の1人と思うと
時に暴言を吐いたり
粗末に扱ったりして
しまうかもしれない。

しかし
それが部下であれ、
お客様であれ、

その人の背後に
100人の人がいると思ったら
扱いはどう変わるだろうか?

たとえば、部下を叱るとき
部下の背後に、親が立っていたとしたら?
どんな言葉で、その部下を叱りますか?

背後に立つ親が、たとえあなたが
厳しい言葉を使ったとしても

「よくぞわが子を叱ってくれた!」
「厳しいが、おまえにとって必要なことだ!」

と受け取って下さるか。

または反対に

「わが子に
こんなヒドイ言い方を
するなんてヒドイ!!!」

と恨まれるか。

こうして見てみると、
その人の背後の100人
を意識することは、

自分の感情にまかせた
「怒り」ではなく、

相手のために必要な「叱り」や

会社として譲れない
一線を守るための「指導」

を区別することにつながります。

自分の「いかり」と
相手のための「しかり」は、違います。

「いかり」と「しかり」
言葉は似ていますが、

叱りの質が変わる気がしませんか?

「その人の背後にいる100人を意識する」
ということは、実は私自身も経営者の方に
コンサルティングをするときに
心がけていることでもあります。

あなたも大事なときには、
「目の前にいる人の背後には、
100人以上の人がいる」
とおもって対峙してみてください。

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【2】大志塾暦 「お彼岸」
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自分の前(先祖)100人に手を合わせる

今月18日からは、春のお彼岸です。
コロナの影響も少し収まった?
といわれる今年、
お墓参りに行く予定はありますか?

もしもお墓参りに
行かれるというときには、

自分の前(先祖)100人に
手を合わせるつもりで
手を合わせてきてはいかがでしょうか。

「何?先祖が100人?
先祖はそんなに少なくないぞ!!」

こんなツッコミが入りそうです。

先祖を10代遡ると1024人
20代遡ると104万8576人だそうです。
(100年企業戦略研究所)

自分は、お墓参りをするときに、
誰に向かって
・手を合わせているか
・お花を手向けているか、
・お線香を供えているかというと

実は、自分の知っている数人・・。

たとえば(亡くなっていたら)
おじいさん、おばあさん
お父さん、お母さん
ご主人や奥さんが
亡くなられている場合はその方を。

だから実際は、
100人もの先祖に
手を合わせていないのです。

だからあなたがご存知の人、
あなたにとって大切な数人に
手を合わせると同時に

顔も知らない
100人以上の先祖に手を合わせる。

その方達の誰一人が欠けても
今の自分はいないのですから。

冒頭でお伝えした
「その人の背後にいる100人」を意識することを
自分の先祖にも応用してみましょう。

ここでは自分の背後ではなく
自分の前に生きた先祖、
100人に手を合わせる。

今年は、今までとは違う
顔も知らない先祖に感謝をする。

そんなお彼岸にしてはいかがでしょうか。

お墓は、遺骨を納める場所であると共に
先祖の魂が休まるところと考えれば
「○○家先祖代々」の魂に
ご挨拶をしてくる。

今、生きている私たちが
これからも頑張って生きていこう

そんな力が湧き出てくるかもしれません。

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【3】編集後記
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先日、
富士の浅間神社八社にお参りしてきました。
静岡県、山梨県
浅間神社は、コノハナサクヤヒメ(木の花咲耶比売)
まだ桜の開花には、少しだけ早かったのですが

富士宮本宮で、春めき桜という桜があって
満開でした。(静岡県)

北口本宮、山中湖浅間神社では、
境内に雪が残っていました(山梨県)

同じ三月でも
季節感はずいぶん異なりますね。

Facebookで、春めき桜などアップしています。
よろしければご覧下さい。
https://www.facebook.com/mitsuko.fujiwara.33

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大願成就倶楽部の3月、4月の動画は、
『運勢強化の基盤作り』をお届けします。

あなたご自身が、
どの神社とまず「縁」を持ち
深めていったらいいかの基盤作り
としての考え方をお伝え致します。

過去の動画もアーカイブとして
すべてご覧頂けます。

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