おはようございます。
神道研究家の藤原美津子です。
あなたは、今までに
「もうダメか?!」
と思ったことはありませんか?
今回は「もうダメか?!」
と思った時に
「いや待て。何かあるはずだ」
と踏みとどまり、
立ち向かう勇気と力を得るための
ヒントをお届けします。
「ギリギリになった時に、
どう考え、どう行動するかで、
人生は右にも左にも行く」
のですよね。
「もうダメか?!」と思うほど
経済や精神が追い詰められても、
はねのけられる、乗り切れる人には、
ある共通点があるようです。
乗り切れる人の共通点とは、
1.その人が本当に守りたいもの、
成し遂げたいことがある人
2.自分の見栄やメンツを捨て
腹をくくれる人
逆に乗り切れない場合に
考えられることは、
「誰かが、
なんとかしてくれたらいいな」
「世の中が悪い。取引先が悪い」
と、他力本願な人からは、
起死回生の力や勇気は
涌いてこないのです。
カリスマ経営者と言われるT氏の、
創業直後のお話をご紹介します。
創業直後は、どなたも
販路の獲得や代金の回収などに、
苦しまれることと思います。
T氏も、販路の獲得や取引先からの
未払いなどに苦しみ
夜寝る前に、近くの公園を散歩して
気持ちを鎮めてからでないと
寝られない時期があったそうです。
あるときに
「潰れる、潰れると思うから
気持ちが萎縮するのだ。
明日潰れてもいい。
明日、身体が動く限りやりきろう」
と、腹をくくった途端に
気持ちが楽になり、
ビジネスの面でも、新たな道を
拓いて行かれたそうです。
「潰れるかも」「倒産の恐怖」を
はね除けるのは簡単ではありませんが
自分が本当に守りたいもの
成し遂げたいことの為に、
「腹をくくる」ことが
必要な時があるようです。
「使命感」と言い換えても
いいかもしれません。
今までの自分にない力が
突然、新たな扉が開くように、
自分の中から出てくることが
あるからです。
そしてひと回り大きな経営者に
なっていくことができる。
私は、そう感じています。