経営者が、「精神軸」を確立し、未来を構築する力を得るには? No,059

2024年8月20日


あなたは「自分は、何のために
働いているのだろうか?」
と考えることはありますか?

黒字化をめざし、売上を倍増さ せ、
企業のスケールをさらに
大きくしようとすると、

経営者は日々
しなければならないことが
たくさんあります。

・売上を伸ばすこと
・社員を確保すること
・時代の変化に、迅速に対応し
会社を作り替えていくこと
等々。

しかし、
これら全てを成し遂げたとき、

「自分が、
本当に手にしたかったのは、
これではない!」
とショックをうける方もいます。

実は、会社の業績を、かつての
何倍、何十倍に伸ばした経営者が
共通して持つお悩みの1つが、

・自分の働く意味を見失う空しさ
・本当に手にしたかったことと違う
ということなのです。

事業は大きく成功したものの、
手にしたものが自分の求めていた
ことと大きく異なっていた。
というお悩みです。

「なんと贅沢な悩みだ!」
と思われるかもしれません。

では、どうしたら経営者として
自社の問題を解決しつつ
世の中の動きを見据え、

「自分の本当に欲しかったことを、
手にすることが出来るでしょうか?

それには、ご自身の「精神軸」を
しっかりと持つことだと
私は考えます。

自身の軸となるものなので
「中心軸」とも言えます。

軸がないと、
激変する世の中の動きに
振り回されてしまうからです。

では「精神軸=中心軸」を
しっかりと自分の中に確立させる
にはどうすればいいでしょうか?

これは、私の個別コンサルで扱う
大事なテーマの1つです。

方法の1つとして
「自分は、何をもって
世の中に貢献すべきなのか?」
を明確にすること

そして
「自社の事業の本質を
ひと言で言える言葉にして
経営理念の核とすること」です。

この方法を実践するためには、
経営者は、心を鎮めて
自分に向き合う時間を持つことが
とても大事です。

日常の業務の中では、
「心を鎮めて」となりきれない
ことが多いからです。

一年のうち
1日または1時間でもいいので、

あなたを支える「中心軸」を
持つために自分の本質と向き合う
時間をとりましょう。

クライアントの中には、
大志塾の伊勢神宮参拝研修の時間を
自分と向き合う時間と決めている方
もいらっしゃいます。

すでに今から来年1月の
伊勢神宮参拝研修を予約し、
自分と向き合う時間を意図的に
作っていらっしゃるのです。

もし日常が慌ただしくて
なかなか時間がとれないという方は

このように半ば強制的に
スケジュールに組み込んでしまう
のも良い方法ではないでしょうか。