今回は、実力がある人、
ご自分に自信がある人、
努力家の人に、少し耳痛いお話です。
もし、あなたが
人一倍の努力をしているのに
成就直前に足をすくわれることが
多いとしたら
それは「あなたの口ぐせ」が
関係しているかもしれません。
それは、みずから「運を遠ざけ」たり
「難を呼び込む」ような言葉を
発してしまうことがあるからです。
とてももったいないので、
今回は歴史的には美談とされていても
“間違っても口にしてはいけない禁句”
についてご紹介します。
「願わくば、
我に七難八苦を与えたまえ」
これは戦国時代の武将、山中鹿之助が
主家再興のために三日月に祈った
とされる言葉です。
困難や苦しみを恐れず進んでいく
という不屈の精神を示す有名な
逸話です。
その生き方は、武士道の精神的な
支柱として教科書にまで
取り上げられますが
一方で「悲運の英雄」
といわれました。
確かに
一旦滅んだ主家を再興させるためには
いくつもの困難を乗り越えて
行かなければならないでしょう。
山中鹿之助氏は、
悲痛な覚悟だったと思います。
しかし「七難を与えよ」の言葉は、
目的の成就を遅らせるブレーキに
なってしまう可能性があります。
この言葉を発しなければ、
乗り越えるべき課題 ”難”は、
3つくらいですんだかもしれません。
わざわざ「七難を与えたまえ」と
数を増やしてしまうのは
いかがなものでしょうか。
人の人生はそんなに長く
ありませんから、
7つもの難を乗り越えているうちに
人生は終わってしまう可能性が
あります。
ではこのときに、どんな言葉を
発していたら「運が味方」
してくれたのでしょうか?
目的は、何だったでしょうか?
「お家、再興」ですよね。
では、「お家再興」の目的を
達成するための言葉を
出せばいいのです。
たとえば言葉にして言うなら、
「お家再興のための力と運を、
われに与えたまえ」
「仮に困難が襲いかかっても
乗り越える力をお授け下さい。」
これは会社を立て直したいときにも
当てはまる言葉です。
そしてその上で自分自身の心の中で
「いかなる困難が来ても
乗り越えてみせる」と誓うのです。
この言葉は
心の中で誓うに留めて下さい。
なぜなら人が考える
「いかなる困難」と
神様が示される
「いかなる困難」は
基準がまったく違うからです。
その上で行動なさってください。
私は、政治家の方も含め、
困難を乗り越えて世の中を
改革しようとする方が
「いかなる困難にも耐えてみせます」
「われに七難を与えよ」
などと言葉に出したがために
努力が報われない場面、たとえば
会社を乗っ取られたり
共に戦ってきた仲間に裏切られたり
等の場面を報道などで見てきました。
繰り返しになりますが、人生は、
思っているほど長くありません。
ですから最短最速で進むために
ブレーキとなる言葉は極力排除する
習慣をぜひつけて下さい。
これから年末年始にかけて、
神社にお参りする機会も多いと
思います。
あなたが「道を拓き」
よき力を授かれることを
願っています。
今回は、「運が味方する言葉」と
「難を呼び込む言葉」について
お伝え致しました。
