季節を体感

おはようございます。神道研究家の藤原美津子です。 台風7号は、本日、近畿地方上陸とのニュースが入っています。 近郊お住いの方、どうぞ十分にお気を付けください。 「立秋」を過ぎ、暦の上では「秋」なのに猛暑の毎日です。 小田原でも立秋を過ぎても33度を越える日々が続いています。 先月、東京八王子では39度を記録し、国内で今年観測された最高値を更新したほか全国でも40度近い気温のところが出ているそうです。 今回は、夏バテ防止と仕事の効率化の一挙両得になるヒントをご提案いたします。 ━━━━━━━━━━━━◆【1】今日の道しるべ「夏バテ防止と一日の効率化の一挙両得になるヒント。『朝活』」【2】編集後記 ─────────────【1】今日の道しるべ「夏バテ防止と一日の効率化の一挙両得になるヒント。『朝活』」───────────── 昼間は、猛暑。夜は熱帯夜でも、早朝には、わずかながら秋の気配があります。 猛暑を乗り切り、一日を効率的に過ごす意味でも、いつもより早起きをして、「朝活」をされてはいかがでしょうか。 オススメの時間帯は、日の出前です。 事務所のある小田原では、今の季節ですと山間からは午前5時ごろに日が昇ります。 日の出から、30分ほどすると一転してカッと照りつけるように突然気温が上がるような時間があります。そこから猛暑の一日が始まります。 ですからアイディア出しや企画や創作などの創造的なことをされるときには、空気が涼しい早朝の時間帯が、オススメです。 また早朝の時間帯には、ビジネスの意味でも大きな効果が期待できます。 早朝の時間帯に朝日を浴びるという行為は「先読みをして世の中を動かすこと」にも繋がるからです。 なぜ「先読みをして世の中を動かすこと」につながるかというと、 朝は、わずかながら秋、つまり次の季節の気配があります。 たとえばファッション。 ブランドショップのショーウィンドウにはすでにに毛皮やダウンジャケットがならび早くも秋冬物のコレクションが飾られています。 つまり世の中を動かす人は、その季節に必要なものを「提供される側」ではなく、 季節（あるいは世の中に）に必要なものを先取りして「提供する側」に回った人なのです。 ファッション業界では、夏に冬物を、冬に夏物をというくらい、半年近く季節を先取りするそうです。 業種ごとに先取りの時間には、幅があると思いますが、 ビジネスは、「今」だけを見ていたのでは、人の後をついて行くことになり大きな進展には繋がりません。 あなたは、世の中を動かす発信者（提供者）になりたいですか？ それとも誰かが作ったものを受信者(提供される側)になりたいですか。 季節の先取りを心掛けていると、今、体感として感じていることとは別の「先読み」が出来るようになっていきます。 早朝は、いち早く季節の変化を感じる時間帯でもあります。 毎日でなくてもいいですのでぜひ、早朝時間を体験なさって下さい。先読みすることができることでしょう。 ─────────────────【2】編集後記─────────────────8月15日は、毎年靖国神社に参拝しています。 今日は、台風7号の到来とも重なり空模様と交通機関の様子見となりそうです。 例年では、東京でもこんなに蝉の声がするのかと思うくらいの蝉の声を、今年も聞けるでしょうか。

夏バテ防止と一日の効率化の一挙両得のヒント No,036