「三方良し」から「真三方良し」へ
2018.09.10

「自分良し、相手良し、世間良し」の考えは商売の王道
「三方良し」は、近江商人の教えです。
「自分良し、相手良し、世間良し」の考えは商売の王道ともいえます。
だからこそ老舗企業で「三方良し」を守っているところは多いのですが、今の時代は、それだけでは足りなくなりました。
真三方良しを考える
なぜ「三方良し」では足りなくなったかというと、たとえば食品添加物は、添加物の製造元(自分)からみても、それを使う食品業者(相手)からみても、消費者(世間)からみても「安くて、便利で、取り扱いもしやすい」という三方良しの商品です。
ですがこれだけ添加物が増えている現在、「人の健康」や「これから誕生してくる子供」にとってはたして良いものと言えるでしょうか
だからこそ天理天則としての「人の命の尊さ」「自然環境との融合」を忘れない経営が求められます。事業を展開していく中で、この要素が判断の指針に含まれていますか。
そして利益を確保して、なお発展していくにはどうしたらいいか?
天理天則を自分の柱とし、なお企業を繁栄させていくことが、今後の課題といえます。
日本人は、大自然の中に神を感じることが出来るという世界的にも特殊な能力を持っているといわれます。
自然にふれ、命の重みを感じた時、経営に天理天則を加え、さらに発展していくことは必ず出来るはずです。
「真三方良し」を企業の理念や方針に加えて、百年企業の礎としましょう。