開運に繋がる給与・ボーナスを出す時の心の整え方 No,089

2025年11月15日

“人件費”は、会社の費用の中でも
大きな割合を占める項目の1つです。

中小企業庁などによると、一般的に
企業が生み出した付加価値に対する
人件費の割合(労働分配率)は、

業種や企業規模に応じて平均
50〜70%程度と高い水準にあります。

特にサービス業などの
労働集約型産業では、
その売上高に占める比率も
高くなる傾向が公的な統計調査から
確認されており、

経営において極めて重要な要素です。

その会社の経費の大きな割合を占める
人件費を支払うときの
「思い」と「言葉」が、

経営全体や組織の生産性に
少なからず影響するというと
驚かれるかもしれません。

それほどに、
「念と言霊(ことだま)の力」は
想像以上に強力なのです。

つまり、
思いの持ち方を整えることは、
会社の発展や社員の定着にも
良い影響を与えるといえます。

─────────────────
給料日と経営者の心の持ち方

経営者にとって、
給料日やボーナスの支給は
「今回も責任を果たせた」とホッと
されるのではないでしょうか。

会社が苦しい時には、
「乾いたタオルから、
 水を絞り出す思いだった」
という方もいらっしゃいます。

ここで大切なのは支払うときの思い。

人は、以心伝心と言って
言葉に出しても出さなくても
思いを受取っています。

「できれば払いたくない」
「こんな思いをして
 払ってやっているのだ」

と思いながら支払うと、
“運”に背を向けられ、
確実に人の定着率は下がります。

なぜなら、
社員もあなたと同じように
会社を支えてくれる存在であり、
社員にも守るべき家族がいるからです。

そのことを思えば、支払うときの
心のあり方が大切なのは、
言うまでもないことかと思います。

─────────────────
倒産した社長の「口ぐせ」

以前ご相談に来られた方が語って
くださったお話です。

「自分が小学生の頃、父(社長)は
ボーナスの時期になるといつも
憂鬱そうで、

 『一年の中でボーナスの日なんて
  来なければいい』

と口ぐせのように言っていました。

だから子ども心に、
“ボーナスの日はイヤな日”
だと思っていました。」

残念ながらその会社は、
息子さんの成人を待たずに
多額の負債を抱えて倒産したそうです。

「ボーナスの日なんて
来なければいい」という言葉どおり、
その日が本当に来なくなって
しまったのです。

“言霊”の力が働くと、
ボーナスを出せない状態を
自ら呼び込んでしまうことも
あります。

支払いのときの言葉にも
慎重でありたいものです。

─────────────────
マインドセットを整える方法

それでは、
経営の好、不調にかかわらず、
気持ちを切り替え、感謝して支払える
マインドセットの方法をお伝えします。

神棚のある会社では、
次のようにしてみてください。

1.給与袋(または給与明細)を一度
 神棚にお供えする。

2.「今月も無事に皆さんへ
 お渡しできます。
 ありがとうございます。」
と声に出して手を合わせる。

このひと手間を加えるだけで、
自然と「ありがとう」という言葉が
出てくるようになり、

「出してやっているのだ」の思いも
消えていくはずです。

給与やボーナスは
「会社の血流」です。

それを
「感謝の気持ち」で出すことで、
社員にも、会社にも、そして
経営者自身にも豊かさが巡ります。

年末に向けて、
「お金の流れ」と「言葉の力」を
整えていきましょう。

これが、社員にも神様にも喜ばれる
開運に繋がるマインドセットです。

ぜひ実践してみてください。