経営者が正しい判断をするためのヒント~神道の視点から~  No,079

2025年6月16日

前回のメルマガでは、
「カリスマ経営者は判断を下すときに
“正しいか否か”を基準にしている」
という話をいたしました。

すると読者の方々から、

・「正しい判断をするには、
  どうしたらいいのでしょうか?」

・「正しい判断の基準とは?」

・「正しいよりも“儲かるかどうか”
  で決めてしまっていました…」

などの感想やご質問を
いただきました。

こうした反響からも、経営判断への
高い関心と、経営者としての在り方
への真剣な問いを改めて実感して
おります。

なぜなら、判断・意思決定こそが
経営者の最も重要な役割だからです。

経営学の父とも称される
ピーター・ドラッカー氏は
こんな言葉を残しました。

 “「誰が正しいかではなく、
  何が正しいか」

 意思決定においては、
 《何が正しいか》を
 考えなければならない。

 妥協が必要となるからこそ、
 「誰が正しいか」や
 「何が受け入れられやすいか」
  という視点から始めては
  ならない。”

『経営者の条件』
 ピーター・ドラッカー著

では、
「何が正しいか」という判断を、
私たちはどう導き出せば
よいのでしょうか?

今回は、「時間帯」に着目し、
時間の神を味方につけ、
正しい判断をするための秘訣
をお届けいたします。

さて、
あなたは大事な意思決定をするとき、
1日のうちどの時間帯に行いますか?

私のおすすめは、断然「早朝」です。

とりわけ、
他の人がまだ目覚めていない
「日の出の時間帯」が理想です。

言葉の上でも、
朝日は「昇る」、
夕日は「沈む」と表現されます。

このような日本語の表現には、
私たちが自然と共に生きている
という感性が宿っているからです。

人は自然の一部であり、
大自然のリズムと共鳴しながら
生きています。

日の昇る時間帯は、
まさに“上昇”の気が流れるとき。

この時間に意思決定を行うことは、
神と波長を合わせ、より良い方向への
後押しを得ることに繋がります。

実際に、神道においても
「朝」は最も神聖な時間。

日本人は大自然の中に
神を見い出す感性を持つ民族です。

だからこそ、早朝は新しいアイデアを
生み出したり、大切な判断を下す
“神の時”とも言えるのです。

ぜひ、お試しください。

経営者の仕事は、「決断すること」に
尽きます。

その決断の質を高めるには、
日々の過ごし方と“自然との調和”が
カギになります。