おはようございます。
神道研究家の藤原美津子です。
6月に入りました。
あっという間に一年も半ばにさしかかりました。
今回は6月にある神事
大祓(おおはらい)についてご紹介します。
大祓は神社の行事の一つですが、
経営者が知っておくと
今年の後半が大きく違ってくるというくらい
大切なことでもあります。
そこで今回と次回の2回に分けて
大祓についてお伝えいたします。
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【1】今日の道しるべ
「人生を加速するために、大祓に臨む」
【2】編集後記
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【1】今日の道しるべ
「人生を加速するために、大祓に臨む」
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毎年
6月30日に、神道では
水無月の大祓(おおはらい)という神事があります。
その日は、各神社で半年間の汚れ穢れを
祓う式典が行われます。
宮中でも
天皇陛下のために行われるお祓いと
皇族をはじめ国民のために行われる
お祓いの行事があります。
近年は、新型コロナの影響で
「直接の式典参加を控えてください」
という神社が多いですが、
そういった場合でも
例年神社では用意されているものですが
代わりに、人型(ひとがた)という、
人の形に切り抜いた白い紙があります。
その紙で、身体の悪いところをなでて
神社にお玉串料と共にお送りする
あるいは持参すると
それをもって祓って頂けます。
祓っていただくのは、身体だけでなく
言動や心の中に溜まったことなども含まれます。
その効果を最大化させるために、
ぜひ事前にしておきたいことがあります。
それはご自身の行動に対する見直しです。
例えば自分が口にしてしまった失言
それによっておきた対人関係の亀裂。
反対に、人から投げつけられた
心ない言葉や仕打ち。
自分の中に残る恨みなど。
この半年の間には、
言葉のあやまち?は、
数知れず・・かもしれません。
その結果、対人関係が
ギクシャクすることもあるでしょう。
なんとかそれを解消したいと思っても
自分も素直になれない
そして自分の力だけでは、
解決出来ない事なども
あるでしょう。
そういった心に残る、恨みや嫉妬などは、
自身の中に残したままにしておくと
それ自体がご自身の人生や健康をむしばむ
毒ガスとなってしまいます。
大祓(おおはらい)では、
そうした目に見えないこと、
心に残しておかない方がよいことなども
祓い清めて頂くことが出来ます。
この後を更に加速した半年にしていくためにも
何を祓いのかを
まず自分が気づくこと。
そしてそれを祓ってきれいにしたい
と本気で思うことが絶対に必要です。
この半年のご自身の生き方、考え方など
ぜひ見直す内容に加えてみてください。
半年ごとに、祓い清めていくことで
人生の見える景色が違っていくこと、
請け合いです。
次回8号では、
「経営者として必要な大祓」
についてお届け致します。
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■ 編集後記
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かねてより進めていた
大志塾の大願成就倶楽部
紹介動画を、今月中に完成予定です。
「経営者が大願を叶え、
時代を動かす人になる」
神道研究家として
経営者に必要な発展に繋がる情報を
次々とお伝えしていきます!