強運の遺伝子 残された人の使命 No,035

2023年8月15日

おはようございます。
神道研究家の藤原美津子です。

梅雨明けと同時に、気象庁からは、
「高温に関する早期天候情報」が
発表されるほど全国に注意喚起をしています。

皆さまどうぞ、ご無理なさいませんよう
ご自愛ください。

今年は終戦から78年目を迎えます。

同じ日本人として
亡くなられた大勢の方の
御霊に心より哀悼の意を捧げ

今回の、大願成就の道しるべは、
「今、生きている私たちがすべきこと」
に焦点を当てます。

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【1】今日の道しるべ
「強運の遺伝子」と
「あなたが今なすべきこと」
【2】大志塾暦 「お盆」
【3】編集後記

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【1】今日の道しるべ
「強運の遺伝子」と
「あなたが今なすべきこと」
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あなたは、
「自分は、運が強い (良い)」
と思われますか?

それとも
「自分は、運が弱い(悪い)」
と思われますか?

たしかに個人的な運の強弱 (良し悪し)は
あるでしょう。

しかし人類の長い歴史からみると
今生きている人は、
強運の遺伝子の中から
生まれてきている」といえます。

なぜなら人類の長い歴史の中で
繰り返し起きている戦災や天災を
くぐり抜けて生き残った人の
子孫だからです。

ですから、もし仮に、
「今、運が向いていないな」とか
「どうしてこう悪いことばかり続くのだ!」
と思ってしまうことが起きたとしても

ある切り替えをすることで、
いかようにもあなたの中の
強運の遺伝子は目覚めると考えられます。

ではある切り替えとは、
具体的にどうすればいいでしょうか。

目の前の運の上がり下がりに
一喜一憂するのではなく
次のように考えを切り替えていただく。

「今、生きている者として
すべきことがある」

そして次に
「今 、自分に出来ることは何か?」
に、目を向けて頂くことです。

広島、長崎の原爆でも
東京大空襲でも
阪神淡路大震災でも
東日本大震災でも
大勢の方が亡くなっておられます。

亡くなられた方々に、
心よりの哀悼の意を表すと共に

「今、生きている者としてすべきこと」
に目を向け

ご自分の中にある
強運の遺伝子のスイッチを
入れて頂きたいのです。

株式会社ワコールの創業者、塚本幸一氏は、
日本会議の初代会長です。

日本会議 設立大会での
塚本氏のお話を一部掲載させていただきます。

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私は昭和十五年から陸軍に入隊し、
日支事変から大東亜戦争まで第一線で戦い、
最後は最も悲惨といわれた
インパール作戦に参画しました。

そして部隊五十五名中わずかに三名
生き残ったうちの一人です。

九死に一生を得た私は、
帰国する南太平洋上で、
「なぜ、私は生きているのか」
と深刻に悩み続けました。

 そして出した結論は
「生きているように見えるけれども、
実際は生かされたのだ」
ということでした。

(中略)

そして復員したその足で
京都の護国神社にお参りをし、
戦友の霊にその思いを誓ったのです。

戦争には負けたけれども、
戦勝国に比して日本人の民族性が
低いわけではない。

ですから私なりに商売を通じて
世界に挑戦をしてやろうという野望を持ち、
今日までやってまいりました。

引用:https://www.nipponkaigi.org/about/sokai

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塚本様は、
「生き残った自分に、
 天が託していること」
に目を向けて進まれたことで

強運の遺伝子が、更に目覚め
大活躍されたといえるでしょう。

今、生きている人は、必ず
天から託された何かがあるはずです。

あなたもぜひこの夏、
「自分に、託さたことは何か」
に目を向けて頂き、

あなたの中にある強運の遺伝子に
スイッチを入れて下さい。

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【2】大志塾暦 「お盆」
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夏期休暇は
「お盆休み」ともいうように
本来は、お盆の時期に
先祖の供養をするためのものです。

可能な限り、ふるさとに帰省し
先祖の供養に参加して頂きたいと願っています。

お盆の時は「地獄の釜の蓋が開く」
という言葉もあります。

あの世で、「地獄に落ちた人でも
救われる、年一回機会」である
といわれています。

この世とあの世が「写し鏡」であるならば、
この世で、地獄のような苦しみの方も、
救われるチャンスかもしれません。

先祖の一人でも欠けたら、
今の自分はいないことを考えると、
心を込めてお盆の供養をしたいものです。

今月13日は、迎え火を焚いて
先祖をお迎えしましょう。

地域によって日は変わるかもしれませんが
多くの地域では、送り火は16日です。

ちなみにお盆の時期は、
なるべく水辺に近づくのは避けて下さい。
水難事故が多い時期だからです。

お盆の迎え方については、
書籍にも掲載しております。

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『心を添えてこそ美しい 日本のしきたり』 
藤原美津子 著/蘇れ日本人の会
 https://book-store.shop-pro.jp/?pid=107546149
 上記よりご購入可能。

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【3】編集後記
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和と神社の情報誌「和合」48号
今回は「天皇陛下と植樹祭」を掲載。

私は、43号より、巻頭記事を
担当させて頂いています。

48号では、
「植樹祭に込められた天皇陛下の祈り」
と題して、

植樹祭によせる天皇陛下の祈りと、
先帝によって植えられた苗木を「育樹」として
お手入れなされる陛下のお姿から、

代々引き継がれる
日本の伝統の美しさをお伝えしています。

WAGO48号ご購入はこちら
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