一日を一生として生きる No,010

2022年7月21日

おはようございます。
神道研究家の藤原美津子です。

選挙期間中に、
安倍元総理の悲しい事件がありました。

12日には、家族葬が行われて、
多くの方が献花に訪れ
感謝とお別れをされたようです。
心よりご冥福をお祈り致します。

今回は、七月お盆の期間でもあり、
今を生きている人として
「今日一日の命を活かすには」
のお話です。

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【1】今日の道しるべ
「一日を一生として生きる」

【2】編集後記

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【1】今日の道しるべ
「一日を一生として生きる」
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安倍元総理が、
選挙の遊説中に凶弾で倒れました。
あってはならない悲しい事件です。

命の尊さを改めで感じさせられると共に
今を生きている人として
こんな気づきをお届けいたします。

今回の悲しい事件
それを人ごととして捉えていませんか?

「自分は、政治家ではないし、
そういう危険とは無縁だよ」と。

ですが私たちの周辺でも、
ある日突然命を絶たれることはあります。

例えば、交通事故や大震災など。

あるいは、心筋梗塞など心臓の発作や
脳の発作などで、朝目覚めなかった。

今は、40代、50代の方でも、
そうしたお話をお聞きします。

誰しも、自分の寿命はわからない。

だからこそ
「一日を一生として生きる」
「今日一日、頑張ってみよう」
のご提案です。

それは一日の始めと終わりに
ある習慣を取り入れること

つまり「ご自身への挨拶」
をすることです。

朝、顔を洗った後で、
鏡の中の自分に向かって
最高の笑顔で挨拶をしてください。

「おはようございます!
今日一日よろしくお願い致します」と。

そして夜寝る前、
歯を磨いた後などに
再び鏡に向かって
「今日一日、ありがとうございました!」と。

「神道は、挨拶に始まり
挨拶に終わる」
と言われます。

一日のはじめと終わりに挨拶をする。
それは「一日を一生として生きる」
ための第一歩です。

ぜひ行ってみてください。

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■ 編集後記
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7月 伊勢参拝研修を無事終えました。

今回のセミナーでは、
毎年ご参加の方々に合わせた
特別構成で開催いたしました。

「10年先の目標を実現させるための
本気のスイッチをいれていただく」
をテーマに、

数十名の社員を背負っておられる経営者の方々の
集中力と、答えを導き出す力強さに満ちた
とても充実した2日間となりました。

中には、ご自身の今後の事業方針が
明確になった方もいらっしゃいます。

改めて伊勢神宮の神気と、非日常の時間は
ご自身の生き方を見つめ直したり

将来の展望を描くのに最適な
時間と空間だと感じました。

次回、1月に開催の予定です。

その前の11月か12月に
1年のお礼のお参りと研修も考えています。

今日も素晴らしい一日を!