限界を超えて、乗り越える No,037

2023年9月6日

おはようございます。
神道研究家の藤原美津子です。

今日から9月です。
小中学生は、夏休みを終えて
新学期が始まる月ですね。

社会に出ると、
学生時代のような学期や学年の
切り替えがありません。

ですから新しい月の
最初の日(1日)は、
ご自身で意識する必要があります。

「今日から、月改まる」と
心の切り替えをなさってみて下さい。

私は、毎月1日、朝の神棚の挨拶に
次のような言葉を加えています。

「今日から新しい月を
迎えさせて頂きました。
今月もどうぞよろしくお願い
致します」

言葉に出して言うことで
「言霊の力」が働いて、
胸の中に清々しい風が
入るように感じます。

このメルマガ、
「大願成就の道しるべ」は
毎月1日、15日 朝8時に
配信しています。

「大志塾暦」でのお伝えも
していますので
季節や心の切り替えとして
どうぞお役立て下さいませ。

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【1】今日の道しるべ
「限界を超えて、乗り越える」
【2】大志塾暦

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【1】今日の道しるべ
「限界を超えて、乗り越える」
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ビジネスにおいても、人生においても
ときには「もうダメだ!」
と思うときや投げ出したくなるときが
あるものです。

投げ出してしまうのは、
カンタンですが
ここでもうひと踏ん張りする。

するとご自身の中から
今まで出たことのない力が
湧き出る可能性があります。

「火事場の馬鹿力」
という言葉があります。

「自分が何としても
守らなければならない」と思い、

腹をくくって
立ち向かったときに
初めて出てくる限界を超えた力です。

限界を超えることに関連し、
ここで私が、師から学んだ
「神式呼吸法」について
ご紹介いたします。

「神式呼吸法」とは、心を落ち着け、
自身を見つめるときにお勧めの呼吸法です。

具体的には
吸い込んだ息を
臍下丹田(下腹)に下ろして、
ゆっくりと細く、息が続く限り、
吐き続けます。

はじめのころは20秒から30秒
続けると、苦しくなってきます。

そのときに
「苦しいな」と同時に
直ぐに辞めてしまう人。

「もう少しだけ頑張ってみよう」と
続ける人。

「先ほどより
もう5つ数えるまで伸ばしてみよう」
と挑戦をする人。

やはりあと少しだけ、前回よりも少しでも
長くと取り組んだ人の方が、
呼吸のコツをつかむのが早い
ようです。

師からも
「もう限界だ、
と感じたところからが本番」

「限界だと感じたところから先が
神の呼吸に入る(入り口)」なのだ。

だから「もう限界だ」と
思ったところから
始めは、数秒でもいいから
持ちこたえてみなさい

と教わりました。

医学的にも、
人の肺は、全部吐き出したと思っても
まだ何%か残気量を残している
そうです。

人は、本来の力を
案外出し切っていないのかも
しれませんね。

「もしかしたら、
まだ、あなたの中から本当の力は
出ていないかもしれません。」

あなたには、
本当に守りたいものがありますか?
本当に手にしたいものがありますか?

ちなみに私が
師から習った呼吸法は
臍下丹田にしっかりと気を下ろせるか
どうかも大事なポイントです。

つまりビジネスで言えば
「腹をくくる」ことに通じます。

だから追い込まれたときには、
一旦目を閉じて、ゆっくりと息を吸い
吸った時間の倍くらいの時間をかけて
ゆっくりと吐き出してみましょう。

心が落ち着き、思考がクリアーに
なります。

そして
「下腹に気がみなぎる」ことで
今まで出せなかった力、
自分の中に眠っている力を
呼び覚ます力となります。

ご自分の中に秘められている
力を呼び覚ませれば
どんなことでも乗り切れる可能性が
あります。

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【2】大志塾暦
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今年2023年9月1日は、
関東大震災からちょうど100年です。

震災が起きた時間が
お昼時だったため
各ご家庭で使っていた煮炊きの火から
東京全体が大火災に見舞われた
と言われています。

東京の墨田区には
震災慰霊堂があります。

震災慰霊堂は、
1930年に関東大震災で
身元不明の遺骨を納め

1948より東京大空襲で
亡くなった方の遺骨を合祀して
います。

地元ですので、
何回かお参りしたことがあります。

震災で亡くなられた方たちの
ご冥福をお祈りするために

慰霊堂の前には、
お花やお線香をお供えする場所が
設けられています。

毎年9月1日をはじめ
慰霊の行事が行われています。