経営者は、人事方針を神の前で明確にする No,004

2022年4月18日

4月は、色々な意味でスタートの時期ですね。
いかがお過ごしでしょうか?

今回は、前号に続き、
新規に社員を採用したときに、
経営者が心掛けたいことを
お伝え致します。

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【1】今日の道しるべ
  「経営者は、人事方針を神の前で明確にする」
【2】大志塾暦「二十四節気 穀雨」
【3】編集後記
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【1】今日の道しるべ
経営者は、人事方針を神の前で明確にする
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「どうしたら、やる気を出してくれるか?」
「どうしたら、上からの指示をきちんと実行してくれるか?」
「どうしたら、いい社員の定着率を上げることが出来るか?」

社員への対応については、
どなたも頭を痛めておられることと思います。

前回「新入社員を迎える前に…」
 
で、会社に神棚がある場合、
新入社員の名前をフルネームで書いて
神棚に供えたらよいとお薦めいたしました。

前号:http://taishijyuku.jp/blog/kokoroe/0401


この点について、不動産業や運輸業といった
不定期採用が多い会社の経営者から
ご質問を頂きました。


「入社式がすんでしまったあとに
社員のリストを神棚にだしてもいいでしょうか?」

「うちは新卒の採用より、通年採用がほとんどです。
その場合はどうしたらいいですか?」

「会社に神棚を作るには、どうしたらいいのですか?」

ご質問ありがとうございます。
ポイントをお答えさせていただきます。


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【Q】入社式が、すんでしまったあとに
社員のリストを神棚にだしてもいいでしょうか?

【A】大丈夫です。神様の教えでは
「気づいたときが最良の時。
だから気づいたときからでよい」といわれます。

ですから入社式が終わってしまった後でも、大丈夫です。
今からでも社員のリストを神棚にお供えしてください。
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【Q】うちは新卒の採用より、通年採用がほとんどです。
その場合はどうしたらいいですか?

【A】通年採用の場合、入社したときに、
個々にお名前を書いて神棚にお供えしてください。
——–
【Q】会社に神棚を作るには、どうしたらいいのですか?

【A】大事なポイントは
「会社に神様をお迎えする」という謙虚な心です。

なお、こちらについては神棚の簡単なまつり方の小冊子を現在作成中です。
完成したらこちらのメルマガでもご紹介させていただきます。

また『経営者のための神棚講座 繁栄の礎を築く』を
近く開催予定で調整中です。
内容決まり次第、お知らせいたします。
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社員の名前を、
フルネームで書いて神棚に供えることが
なぜ経営者の神道実践となりうるのか?

それは、
あなたの経営者としての人事の方針の一端を
神の前で明確にするためです。


人の名前は、その人自身を表すもの。
つまり、社員の名前を大事にすることは、
社員本人を大事にすること。
だから相手の心を開く、鍵になります。

一方で、自分の名前を粗末にする人のために
人は、本気になれません。

かつての陸軍士官学校では、
上官は、その年に入隊する隊員の顔と名前を
入隊までにすべて暗記していたそうです。

戦場で、命がけで戦うための第一歩。
部下の信頼を勝ち取るために必須
と捉えていたようです。
(瀬島龍三氏 『幾山河』参照)

同じように
職場も、形を変えた戦場ですよね。

一年後、三年後、五年後、
十年後・・そして百年後に
生き残るための戦場。


ですから経営者の方は、
社員の信頼を勝ち取るためにも

新入社員の名前を書いて、
神棚に供え、
言葉に出して読み上げる。

(言葉は、前号:http://taishijyuku.jp/blog/kokoroe/0401
を参考になさってください。)



社員の名前を大事にすることとあわせて
大志塾の個別面談でご指導させていただいている経営者の方々には
社員を金儲けの道具(部品)として扱うのではなく、

社員をあなたの家族として迎え入れる。
その大切さや具体的方法もお伝えしています。

実行された会社は、
社員の定着率が劇的に上がっています。

なかには
「入社後の離職率が高くて困っている。
すぐに辞めてしまう」
と相談に来られた会社で、

経営者の方が、
「社員は、共に戦う仲間」(あるいは社員は、家族)」
と思いを切り替えて社員と接するようにしてから、
数ヶ月にして、離職率がゼロになった会社もあります。

リクルートが行った調査によりますと、
社員1人採用するときにかかる平均採用コストは
2019年新卒採用で93.6万円ともいわれています。

このことを考えたら、
入社した社員のやる気と定着率を上げることが
いかに費用対効果が大きいことかご理解頂けるでしょう。

ぜひ実行なさってください。



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【2】大志塾暦 二十四節気 穀雨
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4月20日は、二十四節気の「穀雨」です。
二十四節気は、一般に農作業の暦
と捉えられていますが、

作物の生長だけでなく、
人の心や魂の成長にも活かすことができます。

「穀雨」は、一般に、
地上にある沢山の穀物に
たっぷりと水分と栄養がため込まれ、元気に育つよう、
天からの贈り物である恵みの雨が、
しっとりと降り注いでいる頃のことです。
(暦生活より)

大志塾では、経営者を「天」と見立てて、
穀雨の時期は、大地からの芽を出したばかりの
新入社員を始め、社員の方の心や魂に、
たっぷりと栄養を注ぐ時期と捉えています。

本日ご紹介した神棚に、新入社員のお名前をお供えして、
神様に、社員の健康と安全、そして成長を祈ること

経営者の方から、社員に朝の挨拶することなど、
この時期は言葉をかけることを心掛けて下さい。

これが経営者の方から社員の心への恵みの雨です。
社員の方の大きな成長を願いながら
ぜひ実行なさって下さい。

このように親身な言葉をかけることをしないで、
厳しい言葉ばかりだと、
人の心は枯れて成長できないかもしれません。

あなたの部下が五月病になることがあるとしたら
もしかしたらこの恵みが少ないことも原因の一つかもしれません。

  
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■ 編集後記
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桜が美しい長瀞と宝登山神社、
そして秩父神社にお参りしてきました。

秩父神社のご祭神は、
八意思兼命様(やごころおもいかねのミコト)です。

この神様は、神様の世界での知恵の神様です。
ですからお子さんの受験祈願や、
政治経済などの知恵を授かりたいときに
お参りされるとよいでしょう。

長瀞、秩父は、おそばの産地。
今回は「本家、原」というおそば屋さんに行ってきました。

駅から少し離れているので、
車がないと少し不便ですが、
古民家風の落ち着いたお店でおいしかったです。

ホームページはみつけることが
できませんでしたが、
食べログなどで情報掲載されています。

秩父 本家 原
https://retty.me/area/PRE11/ARE487/SUB4803/100000822300/