おはようございます。
神道研究家の藤原美津子です。
三月、二十四節気の「啓蟄」を過ぎた途端に、
「体感」としても
「春」の芽吹きを感じる季節になりました。
大志塾のある小田原は、
富士山をバックにした梅が美しいです。
季節の変化を感じると共に、
世の中の変化にも、敏感に対応したいものですね。
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■ 経営者が、朝一番にすべきこととは?
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今回お届けする「大願成就の道しるべ」は、
「経営者が朝一番にすべきこととは?」です。
朝起きて何をしていますか?
朝読書とか、ランニングという方もいるかもしれない。
おすすめは朝日を浴びることです。
前回の「大願成就の道しるべ」では、
『経営者は、太陽たれ!』
そのために「朝日を浴びること」を
おすすめしました。
続けていらっしゃいますか?
これを朝一番、起きたらすぐにやっていただきたいのです。
近年は、医学的にも
朝日を浴びる効用が伝えられるようになりました。
朝日を浴びることで、
体内時計をリセットできる。
朝日を浴びることで
昼の活動ホルモンが活発になり、
そして約16時間後に、
睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌され
よい眠りに入ることが出来る。
などなど。
ここは、一般的にもすべての方に共通します。
では経営者にとって、朝日を浴びることで
更に得られる効用とは何でしょぅか?
それはズバリ「経営者は、太陽たれ!」
とお伝えした
「経営者の太陽としての力」が、
ご自身の中に入ってくることです。
朝日が出る時を思い浮かべてみて下さい。
真っ暗な空が、段々と白んできて
やがて朝日が顔を出します。
朝日は、その1点から、
世の中全体をすべて照らしていく。
経営者は、社内において
そんな存在でありたいものです。
ビジネスをしていると、いいときばかりではない。
つまり晴れの日ばかりではないですが、
そのときこそ
「経営者は、太陽たれ!」
の力が必要ですね。
一般的に、
早起きは、三文の徳と言われ、
経営者にとって、早起きは
千金の価値がある
と言われます。
もし、まだ朝日を浴びていなかったとしても
今日からでも始めて下さい。
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■ 大志塾暦 経営者にとってのお彼岸お中日
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春のお彼岸は、18日~24日
この期間は、先祖のお墓参りにいきます。
お彼岸の真ん中の日を「お中日」という言い方をします。
この日、宮中では「春季皇霊祭」という式典があります。
これは、歴代の天皇様の御霊をお慰めする式典。
歴代の天皇様は、国民を『大御宝』と呼び、
何よりの宝として大切にしておられるのが
ご皇室の伝統です。
一般の方は、
ご自分の先祖のお墓にお参りして、
ご自身の先祖に手を合わせる。
経営者の方は、
ご自分の先祖のお墓にお参りすると共に、
お中日に「ご皇室にゆかりある場所に遙拝をする」
「遙拝(ようはい)」とは
「遠くから手を合わせ、拝むこと」です。
皇室に、ゆかりのある場所、
たとえば「皇居」や「伊勢神宮」などです。
そちらの方向に向かって手を合わせて下さい。
経営者の方は、
ご自分の先祖に手を合わせることはもちろんのこと
国の中心である歴代の天皇様にも手を合わせる。
それをされてからお墓参りをすると、
より先祖の方たちが、喜ばれると、師、藤原より学びました。
それぞれの時代に、歴代の天皇陛下がいらっしゃって、
国民を『大御宝』として大切に思って下さる
国民の幸せを祈って下さって
日本の歴史があります。
経営者のあなたが、手を合わせることで
あなたの会社に勤める社員の方の先祖も
目に見えない力を得られるでしょう。
水は、高きから低きに流れます。
お中日は、明日21日(月)です。
会社の中心たる経営者の方は、
こうしたことを心掛けたいものですね。
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■ 編集後記
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富士浅間神社を参拝してきました。
朝、5時出発で、トータル300キロ。
武田信玄公お手植えの桜の木がある
富士宮浅間(静岡)をはじめ、
全部で八カ所。
中には樹齢1000年以上の木が、
境内に何本もある神社もあります。
今、(経営者の大いなる志を実現させる塾)大志塾では、
今、新たな企画を推進中です。
そのために、今回の参拝では、
特別にあることをお願いしてきました。
あと少しで、お知らせできる予定です。