経営者は、歴史から学ぶ No,031

2023年6月9日

おはようございます。
神道研究家の藤原美津子です。

5月よりコロナの扱いも5類になり
街を歩いても、ノーマスクの人が
少しずつ増えています。

東京の銀座なども、
以前ほどではありませんが
インバウンドの人達が増えてきました。

今回は、経営者として
一連のコロナパンデミックを
見直してみましょう。

神道の目線を少し加えての
着眼をご提案致します。

ご自身のこれからの展開に
活かせる「見直し」の方法です。

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【1】今日の道しるべ
 「経営者は、歴史から学ぶ」
【2】大志塾暦 コロナの滞りを一掃
【3】編集後記

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【1】今日の道しるべ
 「経営者は、歴史から学ぶ」
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とても苦しい体験をしたにもかかわらず、
時間と共に詳細を忘れてしまう
ということはありませんか?

「あの時は、大変だった」
と言いつつ、詳しいことは
いつの間にか忘れてしまう。

たしかに、
毎日が忙しいと
過ぎ去ったこと一つ一つに

目を向けている時間は
無いかもしれません。

しかし、起きた事がらを見直し、
次の教訓として活かす人と

終わったことは、
終わったこととして放置し

毎回、目の前に起きた事がらに
振り回されている人とでは

同じ時に、同じ体験をしても、
次の打ち手に大きな差が出てしまいます。

たとえば今回のコロナの問題。
あなたのお仕事に
どんな影響がありましたか。

起きた影響などを
箇条書きで、書き出してみましょう。

それに対して行った対策なども
見直してみてはいかがでしょうか。

たとえば一連のコロナの間に
起きたことの一例としては、

・外出自粛に伴う
 観光業、旅行業者の大打撃

・飲食業などの夜間の営業自粛

・お祭りやイベントなど
人が多く集まる場の縮小・延期・中止

・賃貸業などは、 家賃の大幅な減額要請など

業種によっては、
「それをさせられたら、
会社は立ちゆかなくなる」
と言いたくなるほどのことが起きました。

一方で、テレワークなどにいち早く取り組み
売上を伸ばした会社もあります。

今回のコロナの問題だけでなく、
今後も、今までの歴史で無かったことが
起きてくるかもしれません。

(五月に、コロナのとり扱いが五類になり
人の動きが戻ってくるであろう)
今の時点で、見なおしておくことで
次への大きな備えとなるでしょう。

今回ご紹介している「見直し」方法は、
願ったとおりの結果がでなかったときに
「神代の時代(国生み伝説)」
に行われた方法の一つです。

「見直し、聞き直し、言い直し」といって
最後「言い直し」として宣言することで
大きく物ごとを動かせるという教えです。

今回は、その中の
「見直し」についてのお話を致しました。

「見直し、聞き直し、言い直し」については、
大願成就倶楽部の7月配信動画でも
願ったとおりの結果を出せるための
三段階としてお届けする予定です。

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【2】大志塾暦 コロナの滞りを一掃
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あっという間に
1年の半分が過ぎようとしています。
6月は、一年の前半最後の月。

今月は、今年前半の「見直し」をして、
一度リセットする。そして
後半のより大きな加速をめざしましょう。

6月30日は、水無月の大祓があります。
神社で大祓を受けることもおすすめです。

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【3】編集後記
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私自身も
毎年恒例の
伊勢神宮参拝研修の
「見直し」をしてみました。

コロナ禍では、
伊勢神宮参拝そのものも
中止や延期を余儀なくされました。

おかげ横丁も、
自粛期間には、お店を閉めたり
普段は行列して賑わう赤福も
閑散としているなど
人が少ない時期もありました。

ただ不思議なことに、
私は人が少ない時期に、
伊勢神宮に参拝したところ、

驚くほど「神様の気を強く感じる」
という体験をしました。

例えば、神前で手を合わせるときに
今まで以上の、胸の奥に響く強さや

明らかに神の働きでは、
と感じた雲の動きなど、

神ごととしての奇跡を目にしたり
大きな気づきが得られる
体験をしたりしました。

今後の伊勢神宮研修で
「すること」と「しないこと」の基準が、
明確になった気がしています。

大志塾では、

困難は、辛い時もありますが
必ずそこに大きなヒントが 
隠れていると感じました。

見直しって大事ですね。